SDGs活動
SDGsに関する大谷清運(株)の取り組み
持続可能な開発目標 (SDGs) とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標 (MDGs) の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない (leave no one behind) ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル (普遍的) なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。
当社もリサイクル施設、顧客・取引先への環境についてのPR活動、講習会、環境のための新事業の立案など、積極的のこの活動に関わっております。2017年5月18日付で国連グローバル・コンパクトの署名承認をいただきました。
国連グローバル・コンパクト
国連グローバル・コンパクト (以下「UNGC」) は、各企業・団体が責任ある創造的なリーダーシップを発揮することによって、社会の良き一員として行動し、持続可能な成長を実現するための世界的な枠組み作りに参加する自発的な取り組みです。
UNGCは、国連事務総長室の傘下にある組織のひとつであり、様々な国連諸機関と連携するネットワーク型の組織です。政府、企業、アカデミア、NGO、個人など、多様なステークホルダーとの協働を推進しています。
UNGCに署名する企業・団体は、人権の保護、不当な労働の排除、環境への対応、そして腐敗の防止に関わる10の原則に賛同する企業トップ自らのコミットメントのもとに、その実現に向けて努力を継続しています。実現のための具体的な⾏動としてグローバル・コンパクトが推進する「持続可能な開発目標 (SDGs) 」という17項目の目標を持って、参加企業は事業活動を通じて社会に貢献していきます。
UNGCは、1999年の世界経済フォーラム (ダボス会議) の席上でコフィー・アナン国連事務総長 (当時) が提唱し、潘基文現国連事務総長も明確な支持を表明しているイニシアチブです。企業を中心とした様々な団体が、責任ある創造的なリーダーシップを発揮することによって社会の良き一員として行動し、持続可能な成長を実現するための世界的な枠組み作りに自発的に参加することが期待されています。2000年7月26日にニューヨークの国連本部で正式に発足し、2004年6月24日に開催された最初のGCリーダーズ・サミットにおいて腐敗防止に関する原則が追加され、現在の形となりました。
(出典:グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン ホームページ)
- 人権
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企業は、
原則1 国際的に宣言されている人権の保護を支持、尊重し、
原則2 自らが人権侵害に加担しないよう確保すべきである
- 労働
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企業は、
原則3 結社の自由と団体交渉の実効的な承認を支持し、
原則4 あらゆる形態の強制労働の撤廃を支持し、
原則5 児童労働の実効的な廃止を支持し、
原則6 雇用と職業における差別の撤廃を支持すべきである
- 環境
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企業は、
原則7 環境上の課題に対する予防原則的アプローチを支持し、
原則8 環境に関するより大きな責任を率先して引き受け、
原則9 環境にやさしい技術の開発と普及を奨励すべきである
- 腐敗防止
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企業は、
原則10 強要と贈収賄を含むあらゆる形態の腐敗の防止に取り組むべきである
2017年5月18日付で国連グローバル・コンパクトの署名承認をいただきました。
CSR活動に積極的に取り組む上で、国連の提唱する「グローバル・コンパクト10原則」を中心に責任ある行動を実践していきます。
CLOMA (クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス ) への参加
CLOMAは、地球環境の新たな課題である海洋プラスチックごみの問題解決に向けて、プラスチック製品のより持続可能な使用並びにプラスチック廃棄物の削減につながる革新的な代替品の開発及び導入普及を図るため、業界の垣根を越えて経済界全体としての活動を企画・推進し、官民一体となって素材を通じた持続可能な発展を推進する母体となることを目的としています。
当社もこの活動に賛同し、会員となっております。
CSR活動
大谷清運(株)のCSR活動
大谷清運は環境レポートの作成や、障がい者の雇用とその支援活動、葛飾区のこども食堂への支援活動、国連グローバル・コンパクトの署名・承認、文京区女性エンパワーメント原則推進事業所登録など、環境に関わる企業として社会にできることを考え続けています。
障がい者雇用 (施設外就労)
リサイクルプラントRE-BORNでは毎年1回、地域の小学生に向けた環境学習を開催しています。中間処理施設の動きを実際に見てリサイクルに興味を持ってもらい、環境学習では、環境負荷を掛けずに生活するにはどのような事に気をつけたらよいか、また、自分達の手で環境を守るために出来る事は何かを伝えています。
コロナ禍になってからは、スタッフが小学校へ訪問して環境学習を行う「環境出前授業」を行っております。教室や体育館にて映像からRE-BORNのリサイクル工程の説明、圧縮されたベール大きさについてのクイズを行うなど、実際に工場へ訪れなくても身近に感じてもらえるような工夫をしています。リサイクルについて学ぶ大切な子どもたちのためにこれからも貢献していきたいと思います。
環境学習
リサイクルプラントRE-BORNでは毎年1回、地域の小学生に向けた環境学習を開催しています。中間処理施設の動きを実際に見てリサイクルに興味を持ってもらい、環境学習では、環境負荷を掛けずに生活するにはどのような事に気をつけたらよいか、また、自分達の手で環境を守るために出来る事は何かを伝えています。
コロナ禍になってからは、スタッフが小学校へ訪問して環境学習を行う「環境出前授業」を行っております。教室や体育館にて映像からRE-BORNのリサイクル工程の説明、圧縮されたベール大きさについてのクイズを行うなど、実際に工場へ訪れなくても身近に感じてもらえるような工夫をしています。リサイクルについて学ぶ大切な子どもたちのためにこれからも貢献していきたいと思います。
遠藤 弘子
環境整備デー
社内では全社で毎月第2土曜日を環境整備デーとして皆が協力して社屋周辺の清掃、働きやすい職場にするよう一人一人が「気付き・考え・行動」し整備する活動をしています。その取り組みを各々が気づきカードに記入をし、意識の向上に役立てています。
文京区女性のエンパワーメント原則推進事業所登録
文京区では、女性のエンパワーメントを推進し、地域のステークホルダー(企業、行政、NPO等の利害と行動に直接・間接的な利害関係を有する者)との連携により、あらゆる場面での女性の活躍推進を促し、男女平等参画の実現を目指して取り組みを行う企業を文京区女性のエンパワーメント原則推進事業所として登録し、ジェンダー平等と女性の活躍を推進する事業を実施されています。
この取り組みに賛同する大谷清運は、エンパワーメント原則推進事業所の登録をいたしました。
こども食堂への支援
日本が抱える問題(少子化による労働力不足、高齢化など)も他人事ではありません。その問題の一つは先進国の中で突出して、相対的な貧困状態にある子どもが多いとうことです。特に大人が一人の世帯では相対的貧困率が50.8%に達しています。経済的な理由から、家で満足な食事を取れない子どもたちがたくさんいます。その子どもたちに栄養のある食事を提供するさまざまなNPO法人が「こども食堂」を運営しています。
その活動に賛同する大谷清運は食材費の寄付を行い、「こども食堂」を支援しています。
CSRレポートの発行
天然資源を有効に利用するため、再利用や再生をして環境負荷を減らす仕組みを構築し、限りある地球の資源を有効に繰り返し使う循環型社会を目指しています。
世界的な問題となっている廃プラスチックの資源化にも積極的に携わっています。
いまの社会をより良くするために、私たちに何ができるかを常に考え、実践していきます。