5月から6月の初夏に見頃を迎えるお花は沢山ありますが、 今回は私が気になった、あじさい・はなしょうぶについてご紹介します。
紫陽花の種類は、約3000あるとされています。
知っておくと紫陽花マニア?!色の変化を深堀!!
紫陽花の花の色は、土によってかわるらしい…
酸性土壌→青っぽくなる
アルカリ性→赤色っぽくなる
日本では、よく青色の紫陽花をみかけますが、実は日本の壌土は弱酸性であるところが多く、青~紫に色付くとされています。
なぜ、土壌が紫陽花の色の変化に影響するのでしょうか?
紫陽花の根っこから土に含まれているアルミニウムを吸収すると青系の色になり、そうでないと赤や濃いピンクに変化するそうです。アルミニウムは酸性の土壌ではとけやすく、アルカリ性の土壌ではとけにくい特徴があるからです。
花菖蒲の種類は、約2000以上あるといわれています。
花の色は、青・紫・ピンクなど色の変化に富んでいます。
カキツバタやアヤメと見た目は似てますが、特徴を覚えておけば見分けるのは意外と簡単です。
花菖蒲…花弁の付け根が黄色で、葉は細長く中央に筋のような葉脈がある。
アヤメ…外側の花弁に網状の模様がある。
カキツバタ…外側の花弁の中心に白い筋がある。
…と見分けるPOINTは、花弁の付け根にあるのです。
「菖蒲」と「花菖蒲」の違いをご存じですか…⁈
ショウブ科の「菖蒲」とアヤメ科の「花菖蒲」は全く別の花ですが、葉っぱの形が似ていたため同じような名前をもつそうです。見事な花を咲かせる花菖蒲が広く栽培されるようになりショウブ=花菖蒲というイメージが強くなったようですが、菖蒲は華やかな香りが邪気を払うという言い伝えがあり、端午の節句の菖蒲湯は≪尚武≫や≪勝負≫を連想させることが理由でお風呂に入れる風習があります。
これから迎える梅雨は気分も塞ぎがちで外出も少なくなりますが、そんな時こそきれいに開花する見頃の花を見にいってはいかがでしょうか。
大谷清運がある水元には、水元公園があり5月末から菖蒲まつりが開催されます。
お天気の良い日に散歩がてら花菖蒲をみに来てはいかがですか?