夏になり、蚊が発生しやすい時期となりました。蚊は痒みを引き起こすだけでなく、様々な感染症の媒介となる害虫です。このことから世界で最も人の命を奪っている生き物と言われています。自分もこの時期、蚊が多く居そうな場所は特に注意しています。そこで今回は蚊の対策についてご紹介します。

そもそも蚊とは?
普段、草の汁や花の蜜を吸って生きている昆虫です。実は私たちの血を吸っているのは全てメスの蚊です。産卵時期に卵の栄養となるたんぱく質を得る為に動物から血を吸います。

対策
①汗をこまめに拭く・体温を下げる
汗の匂い、体温の高い人に集まる習性があります。特に運動後は注意が必要です。汗をかいたらこまめに拭くようにしましょう。
また無臭の制汗スプレー等で体温を下げるようにしましょう。

②衣服
蚊は色を識別することができないため黒色に集まる習性があります。黒や紺色の服など暗い色は避けると刺されにくくなります。万全に対策をするなら長袖で肌の露出を避けると良いです。

③虫よけ
市販の虫よけもいいですが、ローズマリー等のハーブにも虫よけ効果があります。玄関や窓の近くに置くことで蚊の侵入を防ぐことができます。また、レモングラス、ユーカリは蚊だけでなくゴキブリにも効果がありおすすめです。

増やさないために
蚊の産卵場所となる水が溜まる場所をなくすことが大切です。ペットボトルのキャップほどの深さがあれば産卵できてしまうので家の周りに少しでも水が溜まっている箇所があればなくしていくようにしましょう。また外に放置してあるバケツ、ビン等水が溜まる物は片づけましょう。

蚊に刺されたら
痒みと腫れの原因は吸血の際に入ってしまう蚊の唾液です。石鹸などで刺された箇所を洗い流し、冷やしておくことで腫れを抑えることができます。

蚊は夏のイメージがありますが実際は気温が下がる秋のほうがより活発に行動するようになります。
夏が過ぎても油断せず蚊には十分注意して過ごしましょう。