秋といえば“食欲の秋”ですね。美味しいものがたくさんあってつい食べ過ぎてしまいますが、ここはあえて「低GI」なものを選んで、コロナ太りを戻しましょう!

GIとは、グリセミック・インデックスの略で、食後血糖値の上昇度を示す指標のこと。 そのGI値が低いのが「低GI食品」です。 実は、11月1日は記念日協会によって「低GIの日」として認定されていて、この日から7日までを「低GI週間」としています。
糖質を多く含むお米が収穫される秋は、つい食べ過ぎてしまいがち。そんな時期に「低GI」の食品を多く取ることで、血糖値をコントロールした食生活を心がけ、健康的で楽しい食卓にして欲しいとの願いが込められているのだとか

そもそも、血糖値が高いと何が起こるの?  健康な人の血液は、血管の中をさらさらと流れる水のようです。それはまるで、しなやかなホースの中を流れる水のように淀みがありません。しかし糖尿病になり、血糖値が高い状態が続くと、血液がシロップのようにトロっとした状態になります。そうなると、血液が流れにくくなります。
血糖値が上がっても、最初のうちは症状がありません。疲れやすい、のどが渇くなどで気づく人もいますが、まったく気づかずに、健康診断で指摘される人がほとんどです。
血糖値の高い状態が続くと、血管が傷つきやすく、血管の傷が原因となって血管壁が厚くなります。この状態が動脈硬化です。動脈硬化は脳梗塞や脳出血、心筋梗塞の原因になります。
また、毛細血管という細い血管は傷つきやすいため、毛細血管が多い眼や腎臓に合併症が起こりやすくなります。合併症を起こさないように血糖をコントロールすることが、糖尿病治療の大きな目標です。

始めよう!毎日の食事にひと工夫  健康的な食生活の指標として注目されているGI値。取り入れるにあたり細かい知識や計算を必要とせず、手軽なのが特徴です。食事内容を大きく変えるのが難しい場合、食べ方を工夫するだけでもGI値を下げられます。
 具体的には、

いままでお菓子の中ではヘルシーだと思っていた「せんべい」が高血糖食品だったとは・・・

さらに!血糖値を上げないための、食べ方のコツ5原則! 1. 野菜→タンパク質→ 糖質の順で野菜に含まれる食物繊維が、後から食べるものの消化吸収を穏やかにします。「糖質は最後」が鉄則! 2. ドカ食い&早食いはNG 3. オリーブオイル&酢&白ワインを味方に 4. 単品食べは厳禁 5. 空腹を避けよ 食べる前に水をコップ1杯飲むと血糖値を押さえられます。

年齢を重ねていくと、それまでと同じ食生活を続けていては良くないと。今まで以上に気を付けて食事を取らなければいけないと痛感し始めました。今回、送付状を作成するにあたって、血糖値のいろいろなサイトを読み、血糖値が高めな方も食事で下げられる、と多く取り上げられていました。これからは、血糖値をコントロールした食生活を心がけいきたいと思います。