梅雨が明け、すでに日差しも色濃く、夏本番となりました!蒸し暑い日に、冷やしたスイカはいかがですか?我が家でも大人気の夏の果物、スイカは英語でWatermelonといいますが、子どもから「なんでスイカなのにメロンなの?」と聞かれ、そういえばスイカにはまつわる話が色々あることに気づきました。

🍉スイカは野菜か果物か!?論争
実は、農林水産省では「果物的野菜」と、どちらともつかない分類をされています。
植物学上は野菜ですが、目立つ味わいが甘さなので、果物コーナーに陳列されているようです。

🍉スイカ割り
これぞ夏の風物詩!ですが、思えば不思議なイベントです。こちらは諸説あって、おもな起源が3つありました。

  1. スイカの故郷のアフリカで、豊作を願うための風習だった
  2. 古代中国では、戦い前、相手へ強さを知らしめるためのパフォーマンスだった
  3. 日本では、元々は合気道、居合の技術を表すパフォーマンスだった

🍉スイカの種を食べるとおへそから芽が出る!?
江戸時代、スイカ栽培は貴重な資金源。農家にとってお金と同じ価値のある種を、子どもたちに食べられないように、そう伝えられたという説があります。

🍉スイカに塩
塩をかけると「対比効果」で甘味を感じます。昔は今ほど甘くなく、砂糖をかけていたとか。チーズやチリパウダーと合わせる国もあるそうです!
ちなみに、スイカに合う塩というのがあり・・・

    • フランス「ロレーヌの岩塩」→より甘味を際立たせます!
    • ペルシャ「ブルー岩塩」→しょっぱさの少ない青い塩で、スッキリ感が増す
    • 沖縄の「青い海」→ウリ科特有の青い香りが引き立ち、野菜感覚に!

こうしてみると、スイカは昔から、しかも世界でも身近な存在だったことがわかりますね。スイカで水分補給をしながら、元気に夏を乗り切りましょう!