令和7年10月14日、10月21日、11月4日の3回にわたり、杉並区町会連合 様の施設見学会が行われ、当社施設「RE-BORN2000」をご見学いただきました。

現在、杉並区 から排出されるプラスチック製容器包装は、当社RE-BORN2000へ搬入され、選別を行っています。
今回の見学会では、家庭で分別されたプラスチックが、どのような工程を経て再資源化につながっていくのかを、実際のプラスチック選別ラインの作業現場を中心にご覧いただきました。

見学では、コンベヤ上を流れるプラスチックを人の目と手で確認しながら選別する様子や、安全確保・品質確保のための工夫について説明しました。
あわせて、本来プラスチックごみではないリチウムイオン電池が混入してしまうケースがあること、そしてそれが火災事故などにつながる非常に危険な行為であることについてもお伝えしました。

リチウムイオン電池は、圧力や衝撃が加わることで発火するおそれがあり、選別ラインや処理設備、作業員の安全に大きな影響を及ぼします。
そのため、現場での対策とともに、日頃の正しい分別が事故防止につながることをお伝えしました。

参加された皆さまは、普段目にすることのない処理現場を熱心に見学され、
「ここまで丁寧に分別してくれてい感動した」
「分別の先の工程を知ることができた」
「電池の捨て方を家族や町会でも共有したい」
といった声も聞かれました。

当社では今後も、地域の皆さまに開かれた施設として、見学の機会を通じて廃棄物処理やリサイクルへの理解を深めていただけるよう、取り組んでまいります。