家の中や身近に、防災グッズはどれくらいあるでしょうか。近くにある防災グッズは、使用できる状態でしょうか。日本は自然災害が多く、地震や台風、豪雨や噴火など、近くで起きることも遠くで起きていることも、日常の中で突然起こる自然災害は、必要以上に私たちの不安を煽ることがあります。そんな時は、防災について見直してみてはいかがでしょうか。

例えば手間をかけずに考えられるものとして、防災グッズがセットになって売っているものがあります。セットを購入するのも、その中身を参考にしながら自分にあわせたものを考えてみるのも良いと思います。個人的に必要なものの中には、常備薬や見落としがちなコンタクト・予備のメガネがあるでしょう。他にも電気が必要ない娯楽(本やぬいぐるみ等)といったものを用意しておくと、心を落ち着かせる手助けができるかもしれません。

また普段使用している消耗品を多めに購入しておくローリングストックという方法もあります。トイレットペーパーやティッシュといった日用品から水や缶詰・レトルトものといった食料品を、日常的に使用しながら多めに置いておくことで、いざという時の備蓄品にすることができます。

そういったものとは別に、乾パンやアルファ米といった持ち出し用の非常食を用意し、数年に一度確認しながら更新していくと安心です。消費期限の近くなった非常食は捨てず平常時に食べることで、自分の好みに寄せたものを揃えていくこともできると思います。

最近食べて美味しかった非常食
・尾西食品 ひだまりパン、携帯おにぎり
・井村屋 チョコえいようかん

簡易トイレや応急セットなど必要最低限のものから夏や冬といった季節に合わせたもの、年齢や性別によって必要なものや使いやすいものなど、どのようなものがあると良いのか、どのような形で備えておくのか、わからなくなった時はインターネットを参考にしたり、周りの人と話してみると新しい視点が得られるかもしれません。

防災グッズになるもの
・火を使わずに温められるモーリアンヒートパック(水を注ぐと発熱する)
・ブザーやライトの付いている笛
・ドライシャンプーや歯磨きティッシュといった衛生用品
・夏:塩飴や塩分タブレット、扇子やうちわ、冷感グッズ
・冬:カイロ、エマージェンシーシート(アルミブランケット)