消費者が環境にやさしい商品を選択する際に、「環境にやさしい」ということを客観的に評価できるように環境ラベル(エコラベル)が使われています。

環境ラベルによって消費者が商品を選択するようになると、企業側も環境に配慮した商品を優先して製造販売する動機となることが期待されます。

環境ラベルは1978年に西ドイツで生まれたブルーエンジェルスが発祥と言われ、世界各国で多くの環境ラベルが設けられてきました。

現在では、環境ラベルは表示マークだけでなく、文章や広告等を含めた広い媒体が対象とされており、国際的な標準規格であるISO14000シリーズで基本原則が規定されています。

わが国では1989年の「エコマーク」が最初の環境ラベルで、生産から廃棄にわたるライフサイクル全体を通して環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認められた商品につけられています。

また、日常よく目にする再生紙使用マークや一連のリサイクルマークも、広い意味で環境ラベルといえます。

環境ラベル

現在どのような環境ラベルがあるのか、関心のある方は、環境省の「環境ラベルデータベース」をご覧ください。